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Channel: あしあと the Next Impact
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トレーラーの7極カプラー不具合♪

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今回のトレーラー側の7極カプラー(メス)の不具合は、
電線を圧着端子でカシメてネジで締めこむタイプです!
イメージ 1
絶縁チューブを端子に被せているが
端子の首の部分が他の端子台部位と接触!
この緩んだ端子部分がアースだった為、
隣のスモールと振動で接触したりしなかったり・・・
 
・・・で、
スモールorライト点灯時に瞬間的に短絡となり
ヒューズ切れ不具合となりました・・・
 
じゃあ、絶縁チューブを長めに被うと良いのでは?
端子の首まで絶縁チューブで被うことは
残念ながら出来ません。
 
理由は、
端子の有効接触面積が十分確保出来ないだけでなく、
絶縁チューブ自体が異物となり接触しない場合もあります。
 
赤い矢印を電流とします!正常なチューブ処理
イメージ 9
チューブがねじ付近まで掛かっている為
端子の接触面が少ない!
イメージ 10
チューブ噛みこみで端子が浮き上がっている為
接触面積が少ないので抵抗となり発熱します!
 
この手のカプラーはそんなに多くありませんが
勉強になりました!
 
裸の端子を例にあげると
①端子と端子の赤矢印の距離を絶縁距離と言い、
イメージ 11②端子と端子の間に絶縁物を挟んだ場合の
電圧、電流が最短距離で繋がる赤矢印の距離を
空間距離や沿面距離と言います。
 
②の縁面距離の確保は大事!
それが無かったのが主原因です。
この沿面距離の確保のために
ビニールテープを間に挟みました。
ただそれだけですが効果は絶大です。
 
不細工ですが、端子をしっかり固定した後に、
ビニールテープで被うのが正解でした・・・
 
 
 
他にもカプラーの不具合は多いです。
ずーっと接続面を
イメージ 2
下向きで放置の場合錆びが出るものもあります!
 
水の逃げ場がないので・・・
イメージ 3
ココまで錆びが酷いと
いくらネジで固定していても電流が流れない!
 
カプラーの交換しかないですね・・・
イメージ 4
それでも同じことの繰り返しになりそうなので
出来る限りトレーラーを保管する際には
雨が当たりにくい乾燥している場所がよろしいかと・・・
最悪7極カプラーだけでもそうした方が良いと思います。
 
 
こちらはトレーラーを切り離した際に
イメージ 6
うっかりミスで7極カプラーだけ外し忘れ、
そのままヘッド車を発進、走行した跡!
 
アースのターミナルが馬鹿になっています
いつ短絡してもいいようにスタンバイOKの状態・・・
イメージ 5
しかも配線に油分がなく乾燥してひび割れています!
 
 
こちらは一見何ともなさそうですが・・・
イメージ 8
よく見ると、
さっきとは逆でトレーラーは連結したが
7極カプラーは接続し忘れて引きずった跡!
イメージ 7
これは使用上は特に問題無い場合もありますが
ネジが回らない為、7極カプラーの点検が出来ない。
交換時には根元の配線からぶち切る必要があります!
 
何気に色々と不具合がありますが
そういう不具合事例を知っていれば、
メンテナンスや保管時の気遣い次第で防げます♪
修理の際にも原因の特定がスムーズです。
 
 
 
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