クイントレックスV12HDのメンテナンスです!
バスプロとして遠方へ出かけ戦う為、
不安要素を減らす!という名目の
トレーラーのタイヤ交換です!
タイヤの製造は『 3302 』でした。
実際には寿命ですね・・・
・・・ということは、
02年の33週目(5月ごろ)となります。
2017年だから・・・
15年前のタイヤということです!(汗)
サイドウォールは
カピカピのひび割れ多数・・・
バーストせずに今までよくご無事で・・・
実際にタイヤ交換に入ります。
今回も・・・
タイヤのビード落とし専用の
レンジャーボートを使用!
タイヤのリム付近に
CRC556をブシューっと1周させておいて
待機させている間に
トレーラージャッキタイヤを外し準備です!
バコッ!って良い音します!
次にタイヤレバーで
ホイールからタイヤを外します!
タイヤが硬化しているのと
寒いのとで力が要りましたが無事完了!
エアーバルブも撤去し
新しいものに交換!
タイヤをはめ込む際には
これでもかとビードワックスを塗り込みました。
スムーズに作業完了!
今回は新たな知識を得たので
それを意識しながら手組みしました♪
石鹸水をかけて
タイヤを叩きながら一気にビード上げ!
何度聞いても、
あの『 パンッ!!! 』っていう音は
そろそろ来るとわかっていてもビビります!(笑)
3キロ充填しビードワックスやら
ホイールの汚れやらを洗浄し乾燥させている間に
ハブ周辺の洗浄です。特にボルトナット!
ボルトにグリスアップをして
取り付けます!
トルクレンチで締めつけし
作業完了です。
今回ダンロップ エナセーブの
6PRをチョイスしました♪
また新たな知識とは、
よくみるとタイヤに黄色、赤色の
マーキングがされているのがわかります。
この黄色はタイヤの製造工程で
一周させた際に一番軽い部分となるところに
マーキングされています。(軽点マーク)
この部分をホイールの一番重くなる部位、
エアーバルブ付近に持ってくることで
バランスが良くなるという仕組みです!
今回黄色のマーキングを重視し
バランスとりをしなくても
狂いが少ない様に組み付けました。
(いつもバランスとりしないけど・・・)
黄色のマーキングをエアーバルブに
合わせると重量のバランスが取りやすくなる。
バランスとりという名目で
工賃一律1本500円(4本2000円)と言う金額は
実際にバランサーウエイト5g 1個でも
10個でも500円。
(4本だと40個差は36個)
だったら、ウエイトの数を減らした方が
業者は損をしないので出来る限り、
黄色のマーキングに合わせるというわけである。
赤色マーキングは
ユニフォミティマークというらしいです。
こちらもタイヤの製造工程で出来る、
膨らんでいる部分をマーキングしています。
真円を作るのは難しいのでしょう。
バランスとりをしても
高速走行時ハンドルがブレるとか
っていう症状が出たら
『 ユニフォミティ マッチングバランス調整 』
っていうのを実施し
タイヤホイールの全体のゆがみ調整を
するといいらしいです!
(工賃高いらしいけど・・・)
トレーラーはただのホーシングなので
そんなにシビアにならなくてもいいですが
タイヤのバランス、
ユニフォミティ マッチングバランスとか
そんなややこしい事よりも、
格安のスペーサーでフェンダーツライチにしたり、
ハブ径が合わないものを取り付けたりする方が
よほど危険でブレが出ます。
最悪ハブボルト折れますよ。
トレーラーに限らず、
ヘッド車も牽引する時は
それらを良く考えてください。
タイヤの空気圧のチェックぐらいは
2か月に1回はお願いします。
乗用車のタイヤは2~2.4キロ。
トレーラーのタイヤはバンタイヤ。
目安は3キロ~4キロです。