魚探へのノイズが酷いとのことで
改善を実施します。
すでに対策実施済みの画像です。
どこか・・・わかるかな?
↓
ちょっとした改造です。
動画で効果を確認して下さい。
魚探はホンデックスのHE-820です。
エレキのメインケーブルの
マイナスラインにアース線を追加して、
ヘッド(TRシリーズはアルミ製なので)に落としました。
ヘッドからシャフト、モーターハウジングまで抵抗(Ω)は
多少ありますがヘッドにアースすることで
モータの下部に設置した振動子への
スイッチングパルスによる電磁波(ノイズ)に対し、
シールド効果が見込まれます。
今回はこれだけで対策出来ました。
ミンコタの場合はシャフトの違いで
モータハウジング側で
アースする必要があると思います。
これだけで改善する場合と
他の要因が重なっている場合は、
エレキ用と魚探用でバッテリーを分けたり、
ノイズフィルターを付けたりと、
個体差によりその他の加工が
必要あるそうです。
今回の作業は簡単です。
少し太い線の黒いケーブルが
モータを回すメイン回路のマイナスラインです。
これをブチ切ります!
切ったケーブルに
電線を追加し圧着します。
追加したケーブルがアース線です。
圧着が少し不細工になりましたが
問題ありません。これで十分です。
ケーブルの太さは0.5sqでも2sqでも
なんでもいいです。
今回もついでなので
豆球のインジケータランプから
LED球に交換しました!
時代はLEDです。
熱収縮チューブを被せて、
(まだ収縮させていません)
とりあえずの効果を確認。
アースを落とした部位から
導通の有無のチェック
(ブザーが鳴るかどうか)
また各部の抵抗値を計測!
エレキのシャフトやモーターハウジングは
当然として・・・
エレキのマウントまでも繋がっていました!
塗装やネジロック剤により
導通が無い場合はモータハウジングまで
繋いでやる必要があります
レイアウトはこんな感じです!
モータ内部に200kHz振動子内蔵タイプなので
配線はそのぶん多めです。
今回のアースについて
ハイテクノロジーCADにて図解!
左が対策前、右が対策後。
赤い線が(プラスライン)、
青が(マイナスライン)、
緑がノイズとします。
左側はノイズを大放出しています。
右側はマイナスラインをアースをしていますので
エレキ全体がマイナスラインになり
ノイズを内部で閉じ込めて
遮断しているといったイメージです。
魚探の画面に映るノイズは
縦ラインがエレキのノイズ。
横ラインがエア噛みと言われます
横に映るノイズは
エレキの操船の有無に関わらず映るらしく
取り付け位置の変更で解決するそうです。