トーハツ 4ST 2馬力 MFS2B メンテナンスその6です。
右がケイヒン製のトーハツ純正2馬力用キャブです。
左は正直、型式や型番もわからないので、
トーハツの2馬力船外機に、
取り付けられるキャブであろうものです。
(一応3.5馬力用キャブとのこと)
バラしてみると・・・
???
金属の粉が・・・
この金属粉は
フロートバルブが変摩耗してるっぽいので・・・
フロートバルブの役目をせずに、
ガソリン・・・ダダ漏れだったのでは?
それと、ケイヒン製のメインジェットのなかに
ひとつだけこのキャブのジェットを入れてみました。
どれだか分かりますでしょうか?
パッと見で精度が悪いのがわかると思います。
今回は純正の2馬力のキャブに戻しますが、
メインジェットの番数を
58から65へ変更しました。
その理由、
オーナーは空気の密度が高い冬季の釣行が多いため、
燃料を少し濃くしたいからです。
わずかな変化かも知れませんが、
よくわからないキャブを付けていて、
遅く、燃費が悪いよりも、
はるかに安心で確実なセッティングだと考えました。
当然ガスケットを交換し、
2次エアーを吸わないように気を付けました。