モーターガイド HT82V、
ハンドコンのデジタルモデルの修理です!
2015年5月の記事より
『 不動~修理完了 』したものですが、
あれから約10ヵ月・・・2016年3月に、
定期的なO/Hではなく・・・再入院です!(笑)
このモデルは、
すでにメーカーのラインナップから無くなっていますが、
『 エレキの修理屋さん 』にて
ワンオフ製作品が購入可能の様です!
『 HT82V HT109V 』というモデルです。
製作の可否や価格は以下よりお問合せ願います。
↓
(私は、自称 エレキの修理屋さんの営業部長です。)
最初は、
『ハンドコンの操作レバーのイモネジの緩み』と
聞いていた為、重く考えていなかったのですが、
持ち込まれた時にイモネジは締まっていて・・・
状態の話を聞く限りでは、
『朝から完全に不動では無く、回転が遅い』とのことでした。
最悪の場合は避けたいので・・・
まず真冬ということもあり、
2発同時にバッテリーが完全放電した可能性も有る!
いつ充電したのか?
バッテリーの電圧や購入時期等、状態を聞きました。
・・・ですが、
満充電のバッテリーでも同様の症状が・・・
以上の事象から・・・
最初に思い描いた最悪の場合となり・・・
浸水の可能性が非常に高いと判断!
一刻でも早い修理が致命傷の回避につながるので
バラしにかかりました!
スルーボルトを抜き出すと
水滴が・・・そして、錆び・・・
ブラシのカーボンで
黒くなっていることはよくありますが、
赤茶けていたら錆びです・・・
モーターを開けると・・・
ポタ、ポタっって感じですが水が入っていました!
錆び錆びです!
浸水の量は少ないようですが、
浸水してから時間が経過しているようです!
ドロドロとしたものが・・・
ブラシカス+錆び+ヘドロ?
アーマーチュアもご覧の通り・・・
錆び錆び・・・
浸水でブラシに水や錆び等の異物が噛みこみ
コミュテーター部はガリガリに!
これでは電流はキチンと流れないですね・・・
ブラシカードの可逆リレーも
浸水でなのか?発熱でなのか?焼けていました!
最悪はロアーケースごとの
ASSY交換もよぎりました!
今回、浸水の原因は、こんな感じ?
黄色がOリングでモーターは2本の
スルーボルトで固定されていますから
スケグをゴチンと当てたりしたら
右の図のように一時的に開いてしまい
そこから浸水してしまう可能性があります!
今回はその可能性を
否定できない証拠を見つけました!
コレだ!!!!!
原因特定をしただけで早急な修理は必須!
見つけた所で自然治癒することも無い。
まず水分を拭き取り、
乾燥させてその後、部品の費用計算です!
悲劇的ビフォーアフターをご覧ください
10か月前・・・ビフォー
↓
現在・・・アフター
↓
(笑)
10か月前・・・ビフォー
↓
現在・・・アフター
↓
ああああああ・・・
10か月前・・・ビフォー
↓
現在・・・アフター
↓
エレキユーザーは皆他人事ではありません!
今回はハンドコンだっただけで、
フットコンも同様、他社のメーカーの物でも
ぶつけたら同様の事象は発生します!
気を付けてください・・・
修理費用とその日の釣行不能はプライスレス・・・
ポチッとお願いします♪ペコ((●┐ペコ((●┐ペコ((●┐ペコ((●┐
↓