『釣りしてたらワイヤー切れた!』
とのことで、緊急ピットインです。
ミンコタのステアリングワイヤー切れは
経年劣化である程度仕方ない症状だと思います。
エレキのワイヤーも瞬間的に結構な負荷がかかります。
2本あるから大丈夫ではなく・・・
2本は独立して個別の仕事をこなしているにすぎません。
常に最適なワイヤーテンションをキープされていても
切れるときは切れるといった感じでしょうか?
バス釣りをされる方に
よくわかるイメージで言うと、
ラインテンションが掛かっていない状態からの
フルパワーフッキングの様な感じです。
『バチーン』と切れるやつ・・・
弱っているワイヤーにこれはキツイ!
このエレキのワイヤーは
公園とかで子供がよく遊ぶ『シーソー』の様なもの
基本棒の真ん中に支えがあって
子供の体重変化でギコギコ動く。
それをワイヤーで下から動かしている感じ。
・・・なので構造を把握して
定期的にワイヤーの調整をしてみて下さい!
片方のワイヤーが切れると
エレキモータの方向変換は不能です。
ポテンションメーターに取り付けてある、
スピードコントロールノブの割れ。
足で蹴っているとこんな風に割れます。
てこの原理でどうしても割れるか折れるかのどちらかです!
なるべく手で回しましょう。
あと、マイクロスイッチが旧タイプのスイッチに
新型のフットペダルボタンかな?
スイッチ自体が合っていないので
この様にはみ出して使用されていたそうです・・・
今回、ワイヤー修理で依頼されたのをきっかけに
丁度良かったのではないでしょうか?
必要な部品番号を選択して手配します!
部品さえ手に入れば通常なら、
ちゃちゃっと直るのですが・・・
今回のTRは無駄に太いケーブルを使用している、
KTFモデル・・・チューブの内側から、
旧ワイヤーを抜くのも、
新ワイヤーを通すのも非常に面倒です・・・
別件ですが・・・
マイクロスイッチって日本製なんですね!
その他の部品はUSA製となっていました!
新旧の比較です!
壊れていなくてもTRシリーズを
これからもまだ使おうと思う人は樹脂部品を
新品に交換していった方がいいかなと思います。
TRはすでに廃番・・・部品供給も無くなるかも?
かなり難儀しましたが、ワイヤーを通し終えました!
整線して行きます!
樹脂パーツが新しくなったので
引き締まったイメージですかね!
垣間見える方が個人的には好きです。
ヘッド部分は汚い配線ですが仕方が無いです・・・
エレキを使い捨てだと思っている人は別ですが、
定期的にO/Hに出した方がいいと思います!
気になる方はこちら!
『 エレキの修理屋さん 』まで
↓
何もない方が本来は良いと思います♪
お盆の連休前でよかったですね♪