ボートトレーラーは積み荷のボートを
浮かべる際に大抵、水に浸けます。
水に浸けると濡れます。
逃げ場のない水はどうなるか?
このタイヤホイールがついている場所の付け根に、
回転するホイールを固定するハブがあります。
このハブ内にベアリングが入っています。
回転するベアリングをグリスで潤滑します。
そのグリスが水と混ざると
乳化という現象が起こります。
乳化現象が起こると潤滑不良という性能低下し、
潤滑しないということはベアリングが錆びます。
錆びたベアリングは急激に摩耗し・・・
ガタツキや回転不良を起こし、
最悪走行中にハブが焼け付いて、
タイヤホイールが外れます。
今回はそんな状況の一歩手前、
ハブベアリングのガタツキ、ゴロツキが出ていました。
・・・ということでハブのオーバーホールです!
2年ちょい前に私がメンテしたハブですが、
あれからノーメンテナンスとのこと。
念のため内容を確認、部品の品番が見たいので
トレーラーの引き取りついでで即行実施しました。
錆びたベアリングが出てきました。
グリスがかろうじて潤滑していたため、
焼き付きまではいきませんでした。
トレーラーを引いて距離を走る方、
ランチングに時間がかかり水に長時間浸けこむ方、
ボートを出す頻度が多い方は、
トレーラーのハブベアリングのメンテナンスは大事です。
部品番号を控えたので発注です。
続く