燃料ホースの取り回しを
マスキングテープで表しています。
今回は画像だらけです!
洗浄したキャブを取り付け、
アンダーカバーを取り付けていきます。
これで終わりじゃないです。
さすが4ストの15馬力、
50kg越えはエンジンスタンドが
悲鳴を上げるどころかスケグ下に
タイヤを挟んでおかないと自立できません。
それでもジワジワと、
各部に負担がかかっていることでしょう!
ですが・・・
やらない訳にはいかない!
スタンドごとブチ折れて倒れないように
タイダウンでカーポートの柱に固定し、
お辞儀させます。
スタンドには結構無理させていますが、
どうしようもないので・・・
これがベストだと・・・
これでどうするのかというと、
ロアーケースバラシです。
ボルトを緩めて、
ロアーケースを外しにかかったのですが
引っ掛かりが・・・
直射日光で目がやられて、
スマホも真っ暗になっていたので
気が付きませんでしたが、
ジョンボートにピントがバッチリ合ってる・・・
実はバラす際の引っ掛かりを
撮りたかったのですが分かりますか?
前進後進を変換するギアのシフトバーです。
ダブルナットで留められていましたので
コレを緩めて無事ロアーケース取り外し成功♪
ウォーターポンプのO/Hです。
船外機はそのままお辞儀させています!
ハウジングの部分は水中排気の
スス汚れが付いていました!
1本だけボルトを軽く拭き取ったので
汚れ具合がわかります。
汚れはどうでもいいですが・・・
ウォーターポンプハウジング内は
悲惨なことになっていました!
インペラの羽が2枚破損!
幸い・・・すぐそこで留まっていてくれていました!
インペラの羽が破損し冷却経路内に侵入すると
そこに砂や泥が付着しオーバーヒートします。
無事インペラの羽は破れた部位と形状が一致したので
全て回収です♪
新品のインペラASSY。
新旧と図面です。
ゴムの円運動で
ステンレスをわずかですが削っています。
今回は新品があるので迷わず交換です。
そしてインペラを組み付け!
ハウジング内に入れる際には
ドライブシャフトを時計回りに回転させます。
その方向に回したまま、
インペラをハウジング内にうまく納めます。
コレをミスるとインペラに変な癖が付いて
冷却水が上手く上がりません。
無事組み上げました♪
ドライブシャフトの頭は、
たっぷりとグリスを塗布!
当然ですがボルト類もグリスを塗布!
そして決戦です!
ドライブシャフト、シフトバー挿入と
ロアーケースの固定です。
インペラ交換をしたことがある方には、
これがどういうことかよくわかると思います。
また、一人で作業しつつ、
この状態での撮影が無理だと、
いうことも分かると思います!
ココが苦戦しますから・・・
・・・で、無事、固定完了!
一気に飛びますが、
プロペラ外して洗浄!
そして、
たっぷりとグリスアップ♪
プロペラ組み付けて、
クラウンナットに割りピン挿入です!
ほぼ完了です。
あと少し・・・
可動部のグリスアップです。
ニップルからワコーズの
ハイマルチグリースを圧入♪
グリスが入れ替わったところで、
グリグリ回したり、上下に動かしたりしていたら
動きが軽くなりすぎたので調整し、
古いグリスをマイナスドライバーで除去しました。
最後にターミナルです。
腐っています!
電線内部も銅特有の青錆びが発生していたので
少し切って行き・・・
ピンボケですが右側が青く錆びています。
錆びが無いところで圧着です。
熱収縮チューブで保護です。
これでメンテナンスは完了♪
作業の確認を実施します。
フラッシング用のホールから
フラッシングキットを差し込みます。
この部位のボルトにつくガスケットが
3つ目のガスケットです。
ギアオイルのドレンと共通パーツ。
フラッシングキットをねじ込み、
ホースを繋ぎ、さらに下側の冷却水引き込み口を
テープでふさいで注水!
陸掛けにて、
始動、停止、スロットル開閉確認、
アイドリング状態、パイロットウォーター確認等々、
考えられるすべての項目を確認しました。
交換した旧部品です。お疲れ様でした。
オイル類は新聞紙に吸わせて、
オイル廃却容器に入れました。
いろいろやってきましたが、
今回分かったこと、勉強になったこと、
それは・・・
『 4ストは重い! 』これだけですね!
スズキ DF15
不動修理からフルメンテナンス完了です♪
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